本文へスキップ

富山県砺波市 おくだ歯科医院

TEL.0763-34-1182

治療方針Policy

睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方へ
マウスピース治療のご案内

睡眠時無呼吸症候群のマウスピース

「いびきがうるさいと言われる」「日中に強い眠気がある」
このような症状は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が原因かもしれません。

当院では、睡眠中の気道を確保し、呼吸を楽にするためのマウスピース(オーラルアプライアンス)を用いた治療を行っています。軽症~中等症の方に適した治療法です。

治療の流れ

STEP 1:まずは医科(呼吸器内科など)の受診を

睡眠時無呼吸症候群の診断と、歯科でのマウスピース治療が適切かの判断は医科の先生が行います。保険診療でマウスピースを作製するには、医科からの紹介状が必須となりますので、まずは専門の医療機関を受診してください。
※どの病院に行けばよいか分からない場合は、当院から連携医療機関をご紹介することも可能です。

STEP 2:紹介状を持って当院へ

医科で発行された紹介状をお持ちの上、ご来院ください。睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)検査の結果(AHI値など)を詳しく確認し、治療方針をご説明します。

STEP 3:お口の診査と型取り

マウスピース作製のため、お口の中の診査、歯の型取り、噛み合わせの記録などを行います。

STEP 4:マウスピースの完成・調整

患者さん専用のマウスピースが完成したら、実際に装着していただき、違和感がないかなどを確認・調整します。ご自宅での使い方やお手入れ方法も丁寧にご指導します。

STEP 5:治療効果の確認

マウスピースを使い始めたら、改めて紹介元の医療機関で効果測定の検査を受けていただき、いびきや無呼吸の状態が改善されているかを確認します。

STEP 6:定期的なメンテナンス

治療後も、マウスピースの破損や変形がないか、お口の状態に変化がないかを定期的にチェックします。快適に治療を続けていくために、メンテナンスは非常に重要です。


CT:3次元画像による精密診断

CT撮影では、従来のレントゲンでは捉えきれなかった部分も3次元の立体画像で詳細に確認できます。これにより、歯の根の周りにできた病気などをより正確に診断し、的確な治療へとつなげます。

CT導入による精密診断

【症例のご紹介】
上のレントゲン画像では判別しにくいですが、下のCT画像では、歯の根の周囲の骨が溶けている様子が明確に分かります。この詳細な診断結果に基づき、適切な外科的治療を行うことができました。

CT画像での診断例

セファロ分析:AIを活用した科学的根拠に基づく矯正治療

セファロ(頭部X線規格写真)は、顔の骨格や歯の位置などを詳細に分析するもので、科学的根拠に基づいた矯正治療計画を立てるために不可欠です。

当院では、セファロ画像の分析にAI技術を導入し、患者様の骨格や歯の状態を客観的に評価することで、より精密で効果的な治療計画の立案に役立てています。

AIによるセファロ分析

【AIによる分析レポートの一例】

AI分析レポートのサンプル

骨格について
骨格の前後関係: クラスⅢ(受け口)の傾向
上顎骨: やや後ろに位置(軽度)
下顎骨: やや後ろに位置(軽度)

歯並びについて
奥歯の噛み合わせ: クラスⅠで正常
オーバージェット: やや大きめ(軽度)

口元のバランス(軟組織)
上唇: 正常な位置
下唇: やや前に出ている(軽度)

上記のような分析結果をもとに歯列矯正を行った症例です。

矯正前

矯正前の歯並び

矯正後

矯正後の歯並び

スタッフ募集